ここでは、OpenOffice.org1.1(以下OpenOffice.org)の基本的な操作方法を解説します。初めてOpenOffice.orgを使う人、統合オフィスソフトを初体験する人は、ここから読んでください。
OpenOffice.org(オープンオフィス・ドット オルグ)のバージョン1.0が2002年に登場して以来、その知名度は少しずつ高くなってきました。まずは、その概要を説明しましょう。
OpenOffice.orgは統合オフィスソフト
パソコンを買うと、ほとんどの場合ワープロソフトや表計算ソフトがオマケで付いてきます。会社で使うパソコンにも必ず入っていますね。全部をまとめて「オフィスソフト」とか「統合ソフト」と呼びます。これらは、オフィスワークに欠かせない存在です。家庭で使う場合もあるでしょう。パソコンにはなくてはならないソフトです。
OpenOffice.orgは、新しく登場したオフィスソフトの1つです。ワープロや表計算の他、プレゼンテーションソフト、図形描画ソフトなどがセットになっています。そして、このすべてが「誰でも自由に無料で使用・改良できる」オープンソースソフトウェアとして公開されています。無料で入手できて、自由にコピーできます。パソコンショップで買えば5万円相当のソフトウェアが、無料なのです。
機能的にも、市販のオフィスソフトにも劣りません。普通の人が普通にパソコンを使うなら、OpenOffice.orgだけで十分です。
こんな機能を持っています
OpenOffice.orgは、次の機能がセットになっています。比較のために、MicrosoftのOffice製品についても掲載しておきます。見てのとおり、非常に多機能なのが分かるでしょう。
▼OpenOffice.org1.1の主機能一覧
名前 |
機能 |
Microsoft Office製品 |
Writer(ライター) |
ワープロソフト |
Word |
Calc(カルク) |
表計算ソフト |
Excel |
Impress(インプレス) |
プレゼンテーション |
PowerPoint |
Draw(ドロー) |
ドローツール |
図形描画機能MS Draw |
HTML Editor(HTMLエディタ) |
ホームページ作成 |
FrontPage Express |
▼OpenOffice.org1.1の補助機能
名前 |
機能 |
Microsoft Office製品 |
データソース |
データベース接続機能 |
|
Math(マス) |
数式の記述 |
数式エディタ |
OpenOffice.orgに必要なパソコンの性能
バージョン1.1を利用するには、次のようなパソコンが必要です。
▼Linux版
項目 |
必要とする条件 |
付記 |
CPU |
Pentium Processorもしくは互換 |
Athlonでも動作可能 |
HDD |
300Mバイト以上の空き容量 |
|
OS |
Kernel version 2.2.13 以上 glibc2 version 2.2.0 以上 |
|
RAM |
64Mバイト以上のメモリを搭載 |
128MB以上を推奨 |
表示 |
256色、800×600以上の解像度を表示できるディスプレイ X Server Window Manager(KDE・GNOME 2.xが望ましい) |
▼Windows版
項目 |
必要とする条件 |
付記 |
CPU |
Pentium Processorもしくは互換 |
Athlonでも動作可能 |
HDD |
300Mバイト以上の空き容量 |
|
OS |
Windows 98、98SE、Me、2000、XP |
|
RAM |
64Mバイト以上のメモリを搭載 |
128MB以上を推奨 |
表示 |
256色、800×600以上の解像度を表示できるディスプレイ |
この他に、FreeBSD版・Solaris版などがあります。Linux版をKDE上で使う場合には、さらにKDEが使用するメモリが必要です。
OpenOffice.orgの入手方法
OpenOffice.orgを入手するには、OpenOffice.org日本ユーザー会(http://ja.openoffice.org/)にアクセスして、インターネット経由でダウンロードするのが一般的です。
ただしファイル容量が大きいので、ブロードバンドでないと、ダウンロードに相当時間がかかります。その場合は、パソコン雑誌や解説書の付録CD-ROMに収録されたものを探してみましょう。Linux版であれば、最初からセットになっている場合が増えてきています。
OpenOffice.orgのインストール
OpenOffice.orgのインストール方法は、入手したOpenOffice.orgの圧縮ファイルの中にあるセットアップガイドに掲載されています。この手順に従ってインストールを行いましょう。
また、OpenOffice.orgの日本ユーザー会(http://ja.openoffice.org/)のサイトでも関連ドキュメントを公開しています。
インストール後はOpenOffice.orgを自由に使えます。ここでは、OpenOffice.orgの起動方法を紹介します。
KDEパネルから呼び出す
KDEは、Linuxでよく使われているデスクトップ環境で、マウスを使用してグラ
フィカルに操作ができるようにします。KDEを使えば、Windowsのようにマウスを使ってソフトを起動したりファイルを管理できます。
KDEにOpenOffice.orgが登録されている場合は、次のように簡単にOpenOffice.orgを起動できます。
①画面下にあるKDEパネルのOpenOffice.orgアイコンをクリックする

▼ OpenOffice.org Writerを起動した

Kメニューから呼び出す
次のように画面下のKメニューから呼び出すこともできます。これは、Windowsの[スタート]ボタンと同じですね。

コマンドラインから起動する
Linuxのシェルを使って、次のようにキーボードでコマンドを入力して起動することもできます。ちょっと面倒な操作ですが、いくつかの起動オプションが使えるので便利です。たとえば、-startで、プレゼンテーションを自動実行できます。
> (インストールしたパス)/program/soffice -writer [enter]
▼使用可能な起動オプションパラメータ
パラメータ |
意味 |
-help / -h / -? |
使用可能な起動オプションパラメータを、ダイアログボックスに一覧表示させます。-help を指定すると詳細なヘルプが、-h を指定すると簡略版のヘルプが表示されます。 |
-writer |
起動時に、空白の Writer ドキュメントを開くようにします。 |
-calc |
起動時に、空白の Calc ドキュメントを開くようにします。 |
-draw |
起動時に、空白の Draw ドキュメントを開くようにします。 |
-impress |
起動時に、空白の Impress ドキュメントを開くようにします。 |
-math |
起動時に、空白の Math ドキュメントを開くようにします。 |
-global |
起動時に、空白のグローバルドキュメントを開くようにします。 |
-web |
起動時に、空白の HTML 形式ドキュメントを開くようにします。 |
-start {filename.sxi} |
Impress ファイル {filename.sxi} を開いて、プレゼンテーションを開始させます。プレゼンテーション終了後は、編集モードに移行します。 |
-p {filename1} {filename2} ... |
{filename1} {filename2} ... で指定するファイルを標準プリンタで印刷して終了させます。スプラッシュ画面は表示されません。 ファイル名にスペース記号が含まれている場合は、引用符で囲む必要があります(たとえば "C:\My File.sxw" など)。 |
-pt {Printername} {filename1} {filename2} ... |
{filename1} {filename2} ... で指定するファイルを {Printername} で指定するプリンタで印刷して終了させます。スプラッシュ画面は表示されません。ファイル名にスペース記号が含まれている場合は、引用符で囲む必要があります(たとえば "C:\My File.sxw" など)。 |
-o {filename} |
{filename} で指定するファイルを、テンプレートの場合も含めて編集可能な状態で開くようにします。 |
-view {filename} |
{filename} で指定するファイルのコピーを一時的に作成させ、読み取り専用状態で開くようにします。 |
-n {filename} |
{filename} で指定するファイルをテンプレートとして、新規ドキュメントを作成するようにします。 |
-nologo |
起動時のスプラッシュ画面を非表示にします。 |
-nodefault |
backing windowを開きます。backing windowは、起動パラメータを指定せずにファイルを直接呼び出した場合も表示されます。 |
-display {display} |
UNIX ベースのプラットフォームにおいて、DISPLAY 環境変数の値を {display} に設定します。このパラメータが使用できるのは、UNIX ベースのプラットフォーム用の OpenOffice.org ソフトウェアの起動スクリプトだけです。 |
-headless |
ユーザーインターフェースを使用しない「ヘッドレスモード」でのアプリケーションの起動を指定します。 このモードは、外部クライアントから API 経由でアプリケーションを制御する場合などに使用します。 |
OpenOffice.orgを終了する
OpenOffice.orgを終了するには、メニューから[ファイル(F)]→[終了(X)]を選択します。作成した文書ドキュメントなどをファイルに保存してない場合は、保存確認のダイアログボックスが表示されます。
OpenOffice.orgは、オフィス用のソフトウェアをセットにしたもので、ワープロや表計算ソフトが1つに統合されています。
単にアプリケーションを寄せ集めたわけではなく、最初から1つのツールとして統合されているため、基本的な機能はすべてのツールで共通です。ファイルの保存と読み込み、印刷など、基本的な操作はすべて統一されています。
ツールバーの構成
OpenOffice.orgを起動すると、次のようなウィンドウが表示されます。ここでは、Writerを例に取りましたが、Calcなど他のソフトでもほとんど同じです。
そこで、各ツールバーの役割を最初に説明します。各部の名前もついでに覚えてしまうと、あとの説明が分かりやすくなります。
▼ OpenOffice.orgの画面(Writerの場合)

メニューバー
一番上にあるのがメニューバーです。ここには、OpenOffice.orgの[ファイル]や[編集]といった機能がメニューとして整理されています。Windowsのアプリケーションでお馴染みですね。
ファンクションバー
ファイルを開く、保存、印刷といった基本ボタンが集まったツールバーです。すべてのツールで共通になっています。
オブジェクトバー
選択している内容に合わせ、各機能が表示されるツールバーです。文字をクリックすると、文字に関する機能が表示されます。
いくつかの内容を兼ねている場合には、右端に三角ボタンが表示されるので、これで切り替えます。たとえば、表を選択している場合には、表のオブジェクトバーと文字のオブジェクトバーを切り替えられます。

複数の内容を兼ねている場合に
オブジェクトバーを切り替える
標準ツールバー
ウィンドウの左端で、縦に表示されているツールバーです。利用しているツールに合わせて機能が変わります。他のツールの機能のいくつかもここから利用できます。
One Point! 右クリックでメニューを呼び出す
OpenOffice.orgでは、右クリックでもメニューを呼び出せます。このメニューは、「ショートカットメニュー」という名前です。文字を選択しておいて右クリックすると、その文字に使える機能がショートカットメニューに表示されます。イラストを選んでいるときは、イラスト用の内容に変わります。
「文字を変えたいんだけど、どこにボタンがあるか分からない」という場合は、とりあえずその文字を右クリックすれば、必要な機能が出てくるでしょう。
困ったときのお勧めです。
基本的な作業の流れ
OpenOffice.orgの基本的な作業の流れは、次のようになっています。ワープロでも表計算ソフトでも、この流れは共通です。
▼ OpenOffice.orgの基本的な作業の流れ

OpenOffice.orgの場合、このような基本的な機能は、ファンクションバーに集まっています。データの作成に欠かせないコピー&貼り付けや、元に戻す機能もここにあります。

▼ 基本機能を集めたファンクションバー
ファイルを開く
やり直し
元に戻す
貼り付け
コピー
切り取り
印刷
新規作成
では、これらの基本機能を順番に説明していきましょう。
文書を新規作成する
まずはOpenOffice.orgのWriterで文書を作り始める方法を説明します。
白紙の状態からスタート
OpenOffice.org Writerを起動すると、新規の白紙データが自動的に用意されます。これは一般的なワープロや表計算ソフトと同じですね。
また、ファンクションバーの「新規作成」ボタンをクリックすると、新しい白紙データが用意されます。
「新規作成」ボタンを長く押す
「新規作成」ボタンを長く押したままにしておくと、作成するデータの種類を選択できます。たとえば、ワープロで文書を作っている最中に、表計算したり図形描画を始められます。
OpenOffice.orgで三角マークの付いたボタンは、長押しすると選択項目が表示されます。
①「新規作成」ボタンにマウスポインタを重ねます
②マウスの左ボタンを押しっぱなしにします
③メニューが表示されたら、マウスのボタンを離します
④メニューから、作成したいデータの種類をクリックします

このボタンを長く押しているとメニューが表示される
one point! 複数のファイルを開くと?
複数のファイルを開いた場合、各ウィンドウがタスクバーに表示されます。ウィンドウを切り替えるには、タスクバーに表示されたボタンをクリックします。
▼ OpenOffice.orgの複数のウィンドウはタスクバーで切り替える

作成した文書を印刷する
今度は、印刷機能について説明します。
作成したデータは、印刷するのが普通です。インターネットで送る場面も増えてきましたが、まだまだペーパーレスにはなりません。
表示されている文書を即座に印刷する
ファンクションバーの「印刷」ボタンをクリックすると、表示しているデータを直接印刷します。この場合、印刷設定ダイアログボックスは表示されません。以前の設定をそのまま使用して、自動的に印刷が始まります。すばやく印刷したい時に便利です。
条件を設定してから印刷する
印刷する条件を設定してから印刷する場合は、次のように操作します。
①メニューから[ファイル(F)]→[印刷(P)]を選択します
②「印刷」ダイアログボックスが表示されたら、必要な条件を設定します

③[OK]ボタンをクリックします
Column さらに細かい印刷の設定をする
「印刷」ダイアログボックスで、さらに細かな設定が必要な場合は、[オプション(O)]ボタンをクリックします。ここでは、印刷する内容や印刷順など細かな設定が可能です。
▼「印刷オプション」ダイアログボックス

印刷プレビューで印刷イメージを確認する
どのように印刷されるか事前に確認する場合は、「印刷プレビュー」機能を利用します。次のように操作すると、印刷プレビューが表示されます。
①[ファイル(F)]→[印刷プレビュー(G)]を選択します
②印刷プレビューが表示されて、印刷内容を確認したら、オブジェクトバーの「プレビューの印刷」ボタンをクリックします
▼ 印刷プレビューの画面

用紙の向きや文書の設定をする
印刷時の用紙のサイズや向き、ページ番号の有無を設定するには、次のようにページの書式を呼び出します。
①メニューから[書式(O)]→[ページ(G)]を選択します
②「ページスタイル」ダイアログボックスが表示されたら「ページ」タブをクリックして表示します

③「用紙サイズ」や「給紙方法(T)」など必要な項目を設定して[OK]ボタンをクリックします
One Point! ページ設定はどこ?
「ページスタイル」では、用紙サイズや向き、背景の色や模様、ヘッダやフッタなど、ページにまつわるさまざまな書式を設定できます。
MicrosoftのWordやExcelでは[ファイル(F)]→[ページ設定(U)...]を使いますが、OpenOffice.orgでは、[書式(O)]メニューの中にあります。
考えてみれば、ページの書式を設定するわけですから、「書式」メニューの中にある方が分かりやすいですね。
ファイルの保存と読み込み
データを作成したら、ファイルとして保存します。そして、仕事の続きをやりたい時は、そのファイルを開きます。基本中の基本の操作ですね。
ファイルの保存
ワープロで文書を作ったり、表計算で表を作ったら、それをファイルに保存します。ファイルを保存するには、次の3つの操作があります。いずれもMicrosoft Officeと共通の操作です。
・ファンクションバーの「ドキュメントの保存」ボタン
すばやく保存する場合に使います。新規作成したデータを一度も保存してない場合には、自動的に「名前を付けて保存」になります。また、既存のファイルを保存する場合は上書き保存になります。
・[ファイル(F)]→[保存(S)]メニュー
現在のファイルを上書き保存します。修正したデータを、前と同じファイル名で保存する時に使います。
・[ファイル(F)]→[名前を付けて保存(A)]メニュー
データを別のファイル名で保存します。この機能を呼び出すと、「名前を付けて保存」ダイアログボックスが自動的に表示されます。このダイアログボックスで、保存するフォルダ、ファイル名・ファイルの種類を設定します。
▼「名前を付けて保存」ダイアログボックス

ファイルを開く
保存しておいたファイルを読み込むことを「ファイルを開く」といいます。開いたファイルが、ウィンドウとなってデスクトップに表示されるので、「窓を開いた」という意味でこう呼ぶのです。
ファイルを開く方法は、いくつかの種類があります。1つは、OpenOffice.orgを起動してから、次のように操作してファイルを開きます。
①ファンクションバーの「ファイルを開く」ボタンをクリックします

②「ファイルを開く」ダイアログボックスが表示されたら、開きたいファイルを選択して「開く」ボタンをクリックします

またKDEの場合には、OpenOffice.orgで作成したファイルのアイコンをクリックすると、自動的にOpenOffice.orgが起動し、ファイルが開きます。
オンラインマニュアルとヒントを活用しよう
OpenOffice.orgについての詳細な説明は、このオンラインヘルプで調べられます。 また、OpenOffice.orgの使い方をアドバイスをしてくれる「ヒント」や「ヘルプエージェント」という機能もあります。
オンラインヘルプを読む
オンラインヘルプを表示するには、OpenOffice.orgのメニューバーから[ヘルプ(H)]→[目次(C)]を選択します。 オンラインヘルプには次のようなウィンドウが表示されます。
▼ 日本語化されたオンラインヘルプ

左の枠で調べたい項目を選択すると、右の枠にその内容が表示されます。 また、次のように操作して、必要な機能を検索できます。
①左の「検索」タブを表示する
②「検索キー(E)」に調べたい機能名を入力する
③[検索(F)]ボタンをクリックする
④その用語を含む解説を持つ見出しが一覧で表示されたら、目的の見出しをダブルクリックする
これで、右側の枠に検索した内容が表示されます。検索キーに指定した言葉が反転表示されているので、調べたいことが見つけやすいでしょう。
▼ 検索用語が表示される

ヒントと詳細ヒント
こちらは、マウスポインタを合わせたボタンについて、簡単な使い方を示してくれる機能です。次のようにして、機能をオン/オフします。
・[ヘルプ(H)]→[ヒント(T)]
・[ヘルプ(H)]→[詳細ヒント(E)]
ツールバーのボタンは、クリック一発で必要な機能を呼び出せるというメリットがありますが、アイコン表示されているためにボタンの絵柄と機能が分からなくなりがちです。そこで、「ヒント」と「詳細ヒント」機能で、簡単な説明を表示させるのです。
▼ ヒント

▼ 詳細ヒント

たとえば、ツールバーの「ファイルを保存」ボタンの上にマウスポインタを合わせて少し待つと、「ドキュメントの保存」と表示されます。これが「ヒント」機能です。これなら、ボタンの意味を覚えられなくても安心ですね。 「詳細ヒント」では、マウスポインタを合わせた時に、その機能の詳しい説明が表示されます。OpenOffice.orgに慣れるまでオンにしておくといいでしょう。
ヘルプエージェント
OpenOffice.orgを使っていると、画面の右下に電球マークが表示されることがあります。これが「ヘルプエージェント」です。ヘルプエージェントは「今行った操作には、役立つ情報がありますよ」と合図してくれる機能です。
何かの操作をした時に、何かヒントがある場合は電球マークが30秒間だけ表示されます。その時にこのマークをクリックすると、オンラインヘルプの該当ページが表示されます。
▼ オンラインヘルプに説明があると合図するヘルプエージェント

知っておくと便利な機能
共通機能の最後として、知っておくと便利な機能について説明します。
フォントの置換
OpenOffice.orgは、LinuxとWindowsなど、異なるコンピュータ環境でも使えるという特徴を持っています。このような異なるコンピュータ環境では、同じフォントを装備しているとは限りません。そのため、Windowsで作成したファイルをLinuxに持ってくると文字化けするなどの問題が発生します。たとえば、文書中に"MS P ゴシック”と設定されていると、Linuxでは正常に表示されません。
「フォントの置換」機能は、このような問題を解消するために、フォント設定
を自動的に置き換える機能です。使用するパソコン上のOpenOffice.orgでは、「MS P ゴシック」をすべて「Kochi Gothic」に置き換えるというように設定できます。
①[ツール(T)]→[オプション(O)]を選択します
②「オプション」ダイアログボックスが表示されたら、[OpenOffice.org]→[フォント]を選択します
③「置換テーブルを使う(A)」をオンにします
④「フォントの種類(F)」に、置き換え元のフォント名を入力します
例:MS P ゴシック
⑤「置換候補(P)」で、置き換え先のフォント名を選択します
例:kochi Gothic
⑥
ボタンをクリックします
⑦追加したフォント名の「常に」チェックボックスをオンします
⑧[OK]ボタンをクリックします
